くわだてユニット nigi: 作家さん紹介(7)

2015/09/05

作家さん紹介(7)

作家さん紹介も7回目となりました。
楽しみにしてくださってる皆様、ありがとうございます!

今回もおりでがご紹介いたします〜!

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<中内共路さん>

日本画家の中内さん。
(わたしの中では)動物のイメージが強く、
その動物たちに愛がこもってる感じがして
見てるとやさしい気持ちになれるのです。


普段の制作について
「日々の中で常に変化している自然、命を絵に留めたいと思っています。」
とお寄せいただいて、
わたしはひとり、腑に落ちたのでした。

生きものを包む空気と光、それがすごくやわらかくて
中内さんの描く世界は、ほんとうに美しい。



ご本人のこころが清らかなのだ、絶対…
と勝手に思っています。笑

動物に限らず、「森」はたくさんの命が内包されている世界。
今回はどんな命に出会えるでしょうか?



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<片島 蘭さん>

美術作家の片島さん。

「旅先で感じたことや日常の何気ない疑問から
インスピレーションを得て制作しています。
工場で一本の糸が出来るまでの労力や面白さを知り、
広島の可部の山繭工房で生糸を紡いだ経験も重なって
糸自体をメインにした作品を作り出しています。」
とのこと。

片島さんのこの作品は


拡大していくと…


なんと、虫ピンとご自身で染色した糸でできているのです…!




糸の密なところの重なり、
色のグラデーションがすごくきれいです。

わたしは虫ピンって、スマートな画鋲というイメージなんですが
(そのようにしか使ってこなかったので)
本来は昆虫の標本をつくるとき、展足とかするのに使うんですよね。
絶滅危惧種の生物なども制作されているそうで、
うーん、考えさせられます。

今回はどんな虫たちがやってくるのか、
虫好きのおりでとしては非常にたのしみです!
今度のnigiは、昆虫採集もできますよ。笑


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くわだてユニットnigi第3回企画展「かくれんぼ」
2015.9.20(sun)-26(sat) 10:00-20:00
SHAMROCK ギャラリーオニカイ(広島市中区国泰寺町1-9-8 2F)

nigi official website:http://kuwadateunit-nigi.com

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